児童養護施設の子供達とのイベントを開催しました

今回の子ども達は2回目の参加。
施設での集合時間前に全員が集合し、行きの車の中でも興奮状態。
施設の職員さんによると、前回と比べて興奮度200%だったそうです。

子供たちが現地に到着すると張り切って準備を済ませ、挨拶はもういいから早く遊びに行こうと目を輝かせ、これから向かう場所は知らないはずなのに走り出します。
それで良いんです。この興奮が、これから楽しいことが起きるという未来の成功予見。こんな子ども達は必ず楽しいことを探すことが出来る素敵な子供に成長します。

本日の遊び内容はマスつかみ&塩焼きBBQ。
マスを手掴みし、つぼ抜きで腹ワタを取り。そして塩焼きとBBQとご飯です。

大きい子と一緒にマスを放流し、大はしゃぎしながらのマスつかみ。
何匹も捕まえる子がいたり、持たせてもらう小さな子、バケツに入れたマスをツンツンする子も居ます。
魚を追いかけ走り回りながら子ども達の目はどんどん輝いていきます。
そして施設のスタッフさんも一緒に興奮する姿は「大人になりたい」と感じる未来への希望です。

マスを捕まえたら塩焼きの準備。子供が食べても臭みや苦味が無いようにツボ抜きにして串に刺します。
割り箸2本を口から入れ、エラを挟んで腹ワタをつかみ、グリっとねじると全部が取れ、塩焼きにすると、全部かぶりつくことが出来ます。

捕まえた魚をツボ抜き。ほとんどの子供はこんな経験はないと思います。
積極的に捕まえてさばく子供。さばくのが苦手な子供。さっき捕まえた魚をさばいて泣き出す子供。豊かな表情がたくさん現れます。
将来、魚屋さんになりたいと思ったり、絶対になりたくないと感じたり。すべての判断は経験から始まりますからどんな感想でも素晴らしい経験です。

魚を触りたくない子供は火起こし。
5つの七輪に種火を分け、炭を足し、火の粉に驚きながら全員がおいしく食べられるように準備をしてくれました。誰かの役に立つという素晴らしい経験です。

塩焼きとBBQはゲレンデのテーブル。広い場所での食事も楽しかったかな?
マスに塩をふり、お肉を焼いて、食後のデザートは焼きマシュマロ。
大人の参加者と同じ量を用意したのですが、興奮したからか完食。野菜は少し残ったけどまあ普通のことでしょう。
自分たちで捕まえた魚。きっといつもと違う感覚で「いただきます」も言えたかと思います。

全員の食事が終わる前に子ども達は走り始めます。
虫を探しに行ったり、探検に出かけたり、水遊びを始めたり。自分たちで決めた「楽しい」という目標に向かって走り出す子供はかわいい!

午後はゲレンデのちょっと上に行き、大声で叫び、ジャンプし、集合写真を撮り、森に入り、好きなルートで下山。最後は巨大ブランコと水鉄砲! 4輪バギーにも乗ってはしゃぎました。

次回、子ども達は三回目の参加です。
場所にも慣れたと思うので自ら走り出すときです。自主性が育ち、きっと楽しいという成功予見を感じてそれを達成するという内容にしようと思います。

現在考えている内容は、ゲレンデマップを用意して、自由に決めた楽しみ方をしながらお昼にビューポイントに集合。そして全員揃って笑顔でお弁当。

秘密基地を作ったり、紅葉の落ち葉を集めたり、すすきを束ねてホウキにして魔女になったり。
子ども達がどんな楽しみ方を考え出すか。準備する大人達もワクワクが止まりませんね。

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この記事を書いた人

『人生笑ったもん勝ち』スマイルライフ代表理事。会社経営して25年。テレビ取材年間10件以上。4つの事業運営(レジャー、不動産、予祝講師、コーチング)現在は、子供の発達障害、引きこもり支援の支援活動中。講演家として『人生を満喫する方法』『能力を伸ばす子供の遊ばせ方』『円滑な対人関係』なども行っています。

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